ICANN(国際ドメイン管理機構)によって、全世界のドメインレジストラは、ドメインの所有者情報を「Whois情報」としてWEB上に公開することが義務づけられています。

特にORGドメインはこの規則が厳しく、電話番号表示やメールアドレス表示が正しくないと分かると、ただちにRegistrant情報をAdminまたはレジストラのものに自動的に書き換えるという仕様になっています。

しかしながら、Whois情報に記載されたメールアドレスは、spam(迷惑メール)業者に必ずと言っていいほど狙われます。

企業様などは情報を公開することが信用を得るために必要ですが、個人のお客様ではspam対策が不慣れなかたも多いため、イーネットでは従来、spam対策として、Registrant(所有者)のメールアドレスを「mail1@ドメイン名」として登録し、このアドレス(mail1@ドメイン名)を有効化させるかどうかは所有者様のご判断に委ねてまいりました。すでにそのように登録されているドメインにつきましては、今後も当面はこのままにしておきます。
【重要】このWhois情報の厳格化処置に伴い、イーネットコーポレーションが契約しているメインレジストラであるeNomは、2014年から、Registrant(所有者)情報を「Default Contact(基本のコンタクト情報)」として、Whois情報の書き換えなどの変更事項請求があると、Registrant Contactのアドレス宛に確認メールを送信し、それに正しく応答(承認)しないと変更を認めないというルールにしました。しかし、その際に、
Registrantのメールアドレスに当該ドメイン名が使われていると無効として確認メールが届きません。そのため、2014年以降の新規登録ドメインについては、Registrant Contact 情報のメールアドレスを当社のアドレス(ウェブマスター@enet.cc)にして登録します。また、Whois情報の変更が必要となる手続き(住所変更、名称変更など)の場合も、同様に従来のドメインのRegistrantアドレス(ほとんどはmail1@ドメイン名)を当社のアドレスとして設定し直さないと書き換えられなくなっているため、一旦、そのようにいたします。
【重要】
さらには、comドメイン以外は、ドメイン移転に必要なAuth CodeがRegistrantアドレスが変更されるたびに自動的に変わるため、Registrantアドレスが正しくないと所有者様に正しいAuth Codeが届きません。ドメインの移転(転出)などで所有者アドレスを変更する必要がある場合は、Registrantアドレスを
現在使えるアドレスで、当該ドメイン名を含んでいないアドレス(別のドメイン名のアドレス=プロバイダ発行のメールアドレスなど)に指定した上でDNS変更、Registrant情報書き換え、あるいは解約申請を行ってください。
Whois情報は⇒こちらで確認できます。
☆所有者アドレスを変更する場合の手順は、スタンダードコースの場合、無料URL転送、メール転送変更と同じ管理画面(https://access.enom.com)から行えます。
以下の手順に従ってください。
1)管理画面(
https://access.enom.com)(SSL接続)にアクセスし、設定ページを別ウィンドウで開きます。接続する先(access.enom.com)は暗号化されたSSL接続です。
証明書の署名が一致しないという警告が出た場合は、無視してOKで進んでください。
お使いの機器でSSL接続に対応していない場合は、通常接続の
http://access.domain-get.com/ でもアクセスできます。